アセンションについて ~一人一人が目覚めていくこと~

2020年03月02日 09:55:59
カテゴリー:エッセイ,覚醒

近頃スピリチュアル業界で、アセンションということがまたよく言われるようになりましたね。

 

 

何年か前にもアセンションが流行りまして、いったん下火になっていましたが、最近またアセンションのついて語ったり、書いたりする人がでてきました。

 

 

アセンションでは地球の波動が上がっていき、集団で目覚め、覚醒が起きてくるというものだと、そういうことを言っていると私は思います。

 

 

このアセンションには、色々と元ネタがあります。

 

 

まずマヤ歴というものがありまして、2013年でマヤ歴が終わり、そこで大きな変化、大変動が起こると言われてきました。

 

 

それと結び付けて、この頃にアセンションが起きて、人類全体が変化する、目覚めるという話がでてきたのではないかと思います。

 

 

他にも元ネタと思われるものがありまして、キリスト教であまり知られていない教えだと思いますが、英語ではラプチャー、日本語では空中携挙というものがあります。

 

 

これはどういうことかというと、イエス・キリストが磔になって亡くなられましたが、そこから復活する、蘇るとされていますが、そのときに信者たちが空中でイエス・キリストと会う、遭遇するということらしいです。

 

 

空中で会うということは、イエス・キリストは粗雑な肉体ではなく、空中でイエスと会う人々も、粗雑な肉体ではなく、エネルギー体といいますか、別のボディでありましょう。

アセンションでもそういうことが言われていたと思います。

 

 

この粗雑な肉体ではなく、別の身体を持って引きあがる、覚醒するのだということです。

 

 

ということで、このラプチャー、空中携挙もアセンションの元ネタの一つかと思われます。

 

 

他にもあるかもしれませんが、アセンションは色々な宗教、スピリチュアルの考え方、概念が盛り込まれている、組み合わさっているのではないかと。

 

 

何年か前にフォトンベルトというものもありましたね。最近は全く聞きませんが。

 

 

私も詳細は忘れてしまいましたが、フォトンベルトというものが宇宙で生じて、地球がフォトンベルトの中に入ると、地球の波動が変わる、地球が変化するとされ、それとアセンションが結びついて説かれてきた、一つのムーブメントを起こしてきたと思われます。

 

 

そして私自身はアセンションに対してどのような考え方でいるかというと、どちらかというと否定的といいますか、半ばどうでもいいと。

 

 

アセンションが起こると、それに伴って目覚める側と、取り残される側と二極化すると言われていまして、そもそもこの二極化というものが、私たちが真に目覚めていく、覚醒していくことと真逆の方向です。

 

 

非二元、ノンデュアリティということも、最近スピリチュアルでよく言われていますが、アセンションをする側とできない側、これは完全に二元です。

 

 

私はラマナ・マハルシやニサルガダッタ・マハラジといった真に覚醒した、本当に非二元を理解されている方々の教えに感銘を受けておりますので、アセンションで二元の状態になるというのは、肯定はできないという立場です。

 

 

アセンションを信じる方は、それはそれでいいと思いますが、果たしてそれで本当に目覚めていって、次元上昇の流れに乗っていけるかというと、私は疑問です。

 

 

 

最近では2020年にゲートが開き、2021年だかにそれが閉じてしまう、そしてゲートが開いている時はアセンションのチャンスだよ、それに乗り遅れないようにしましょうね、というようなことを言っている人がいるようですね。
 
 
 
このゲートが開くというのは、私にはよくわかりませんが、おそらくゲートが開くことでエネルギーが降り注がれるのだろうと、そして目覚めていないとエネルギーの恩恵が受けられないよ、ということではないかと推測します。
 
 
それを主張している人たちは違う見解かもしれませんが、私がその話を聞いて受けた印象はそのようなものです。
 
 
ここで、ゲートが開くよ、チャンスだよ、でも閉じちゃうとチャンスに乗り遅れるよ、だから今のうちにしっかりと覚悟を決めて目覚めましょうよ、ということを言って、これは人々のマインドに働きかける、なかなか上手いビジネスモデルかなと思います。
 
 
マインドは競争とか、他よりも優位に立つことが大好きですから、一般的なビジネスでは、そういったマインドを刺激して発展させていきますが、スピリチュアルでもそのようなことがまかり通っていますね。
 
 
そしてスピリチュアルの世界でビジネスを展開することは、私は別にいいと思いますが、ただ目覚めや覚醒というものをビジネスと絡めていくのはどうなのかなと思います。
 
 
真に目覚めていくと、ビジネスというものにあまりこだわならくなる、段々そちらに意識が向かわなくなってきます。本来真の覚醒とビジネスは相容れないです。
 
 
引き寄せの法則とか、占いなどでビジネスを展開するのは、やりたい方はやっていかれればいいと思いますが、目覚めや覚醒、悟りや非二元であるとか、そういったものでビジネスを展開するのは、元々成り立たないだろうと私は思うのですけれどもね。
 
 
では、これから本当にアセンションが起こるのかといいますと、私の個人的な見解としては、それは起こらないだろうと思っています。それはなぜかといいますと、今までよく何年にこういうことが起こる、何年にこうなると言われ続けてきましたが、そのようになったことがないです。
 
 
 
有名なのが1999年のノストラダムスの大予言で、人類滅亡とまで言われました。これは当時地上波で放映されたくらいで、私はそのときに小学生でしたが本気で心配して、「1999年に人類が滅亡してしまうのか?!これは大変だ、どうしよう?」と不安だったのですが、結局1999年に人類滅亡とはなりませんでした。
 
 
そして2013年にマヤ歴が終わって、「さあ、これでアセンションだ!」という人たちもいましたが、これといって目立ったこともなかった。
 
 
そしてそういう人たちの中には「いや、アセンションは実は起こっているんだ」というようなことを言う人たちもいますが、これは単に言い訳に過ぎないなという印象です。
 
 
フォトンベルトがどうだこうだと言っても、特にアセンションらしきことは起こっていませんね。
 
 
またゲイリーボーネルという人がいて、アーカシックレコードを読み取るとのことですが、「光の17日間」というものが起きて大きな変化が起こると主張していましたが、ゲイリーボーネルが言っていた時期に、特に大きな霊的、スピリチュアルな変動は起こりませんでした。
 
 
確かゲイリーボーネルは、アーカシックレコードを読み違えた、年月や日付がずれていた、というようなことを言っていたような記憶がありますが、実際にアーカシックレコードを正確に読み取るのはなかなか難しいと思いますが、それでも言い訳に過ぎないと思います。
 
 
そして今回2020年にゲートが開いて、2021年に閉じると言われていますが、何年にこういうことが起こったためしがないので、今回もそうだろうと思います。
 
 
もしもそのときに本当にゲートが開いて、大いにエネルギーが降り注いで、アセンションが起きたとしたら。それはそれで素晴らしいことです。実際に起こる確率は低いと思いますが。
 
 
 
そしてアセンションが起きようが起こるまいが、どちらでもいいですね。
 
 
アセンションが起こるとしても、一番肝心なことは自分自身が目覚めていくということです。
 
 
仮に大きなエネルギーの変動が起きて、人々が覚醒しやすくなったとしても、自分自身が目覚めていくその準備ができていなければその流れに乗ることはできないので、結局私たち一人一人が真に目覚めていくことが大事であって、そのためには「アセンションに乗り遅れないようにしなきゃ!」
といった思考でいればいるほど、目覚めから遠ざかります。
 
 
 
アセンションが起こる、ゲートが開くなど外側のことに煩わされることなく、自分自身をしっかりと見つめ、色々な幻想や迷妄から目覚めていくことが大切です。
 
 
私はアセンションというものが幻想、ヒンドゥー教でいうマーヤーだと思っていますが、そういったものから目覚めていくことが一番肝心なことだと思います。
 
 
そして集団で覚醒だなどと言われていますが、ラマナ・マハルシやニサルガダッタ・マハラジ、その他真に覚醒したとされる賢者、覚者の方々は、集団での覚醒ということについて、私の知る限り言及されていません。
 
 
集団的な覚醒を期待するより、まずは私たち一人一人が自分自身を見つめ、内省し、迷妄から目覚めることを目指していきませんか?というのが私の見解です。
 
 
「いや、私はアセンションがあると思うし、その流れに乗るんだ」という人は、それはそれでいいと思います。
 
 
どのようにしていくかは私たち次第、その人次第です。
 
 
 
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