これからのこと

2015年04月24日 00:08:07
カテゴリー:エッセイ

 

 このホームページにおいて、私は覚醒や魂の目覚めのサポートをしていく、という趣旨のことを書いてきました。今でもそれは変わりませんが、それだけではなく日常生活もより良く生きていくことも非常に重要であり、日常生活を無視できないという思いが近頃生じてきています。

最近では覚醒したと称する人たちも増えてきました。ホームページやブログで自称覚醒者が色々なことを主張し、書籍でも覚醒を題材にしたものが増えてきています。それはそれで結構なことですが、自称覚醒者の人たちのブログ等を見ても、どこか浅薄な印象を抱いてしまいます。

覚醒したと称する人々は、覚醒の一瞥をしていることでしょう。一瞥することは素晴らしいですが、それが定着していないのに覚醒したと称し、様々な主張をしたり、セミナーを開催したりしています。その覚醒が本物ならば何の問題もないですが、文章から感じられるものは、表面はキラキラしていますが、深みを感じられないものがほとんどです。

その一方で魂の目覚めだけでなく、日常も重要視しているスピリチュアル関連のホームページやブログを読むと、表面上の輝きだけでなく、深みや広がりも感じることが多いです。そういう人たちはバランスが取れています。

私はかつて日常生活を軽視し、悟りだ解脱だと意気込んでいましたが、内側だけに向かえば向かうほど、どんどんバランスを崩してしまい、悟りはおろか人としてきちんと生きるという最低限のことも危うくなってしまいました。

それが7〜8年ほど前から、精神世界だけでなく、日常生活もしっかりと生きることを心がけるようにしたところ、精神も落ち着いてきて、エネルギーも以前より更に充実してきました。ですがまだ悟りや覚醒といったものに対するこだわりは残っていました。

それが今年に入ってから心境の変化があり、悟る悟らない、覚醒するしないということも手放してくると、更に大きなシフトが起きてきました。これは言葉ではうまく表現できませんが、今まで引っかかっていたものが落ちてきているような感じがしています。逆説的に悟りや覚醒へのこだわりを落とすことで、更にそれらに近づいてきているような気がします。

私に瞑想を教えてくれた人も、近頃では悟りや覚醒だけでなく、日常をより良く、より楽しく生きていくことを伝えていきたいと言っていました。その人は瞑想だけでなく、この世も充実して楽しく生きていることが、側から見てもよくわかります。
瞑想ばかりに耽り、内側だけに籠るのではなく、内面も外面も充実させることが大切だと、その人の生き様を見ていて実感するようになりました。

かつての宗教や精神世界は、内面を探求していくと、この世から離れていき、悟りや解脱に至るというものでした。そうしたい人はそうすればいいでしょう。しかし現代では、世捨て人となる人もそうはいず、日常を生きながら精神の探求をする人がほとんどです。

日常生活を営みながら日常を否定してしまうのは、非常にアンバランスです。瞑想体験は優れていても、日常でははちゃめちゃという人もいて、スピリチュアルを学んでいても、日常で苦しんでいる人も数多くいます。そういう人たちは、日常から目を背け、内面に逃げ込んでいるのでしょう。

覚醒体験をすることは、以前よりも難しくなくなってきています。ですがそれが日常で生かされていないケースも多くあります。私はこれからは覚醒体験のサポートではなく、それからどう生きるか?それをどう応用していくか?ということをより志していきます。そして覚醒にもこだわらず、日常で疲れている人には癒しのサポートをしたり、肉体上の健康についても何かできればと 思います。

もちろん日常を大切にするからといって、日常生活に埋没し、迎合することを良しとしているわけではありません。日常生活を楽しむというと、快楽に耽ったり、欲望のままに生きることだと考える人もいるかもしれませんが、私が言っている日常生活を楽しむというのは、そういうことではありません。

快楽に耽り、欲望の赴くままに生きることは、それらの奴隷になっています。何かに縛られることなく、本来の自分の有り様で生きることです。それは真に魂が目覚めることで、それが可能となります。
今までは覚醒すると世の中から離れていきましたが、これからはそうではなく、覚醒することで、より世の中を充実して生きていくことができる時代となってきています。それこそがこれからの覚醒のあり方です。

そして魂の覚醒ということを必ずしも目指さなければならないわけではなく、日常をより良く、より楽しく生きられればいいという人はそれでいいのです。誰もが皆同じことをする必要はありません。みんな違ってみんないいのです。

これからの私は、瞑想会や個人セッションでも、覚醒のことばかりではなく、日常生活に瞑想やセッションを生かしていくことを念頭に置いていきます。癒しやストレスを解消したいなどという方もどうぞご連絡ください。

何はともあれ、今後ともどうぞよろしくお願いします。



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